Wednesday, December 09, 2020

嵩賞

2019年3月に博士課程を修了した増田豊先生が嵩賞を受賞しました(2020/3/25)。嵩賞は大阪大学情報科学研究科等で博士の学位を取得した優秀な若手研究者を表彰するものです。下記の博士論文の成果が評価されました。

"An MTTF-aware Design and Post-Silicon Validation Methodology for Adaptive Voltage Scaling"

招待講演

以下のセミナー講演、キーノート講演、招待講演を橋本が行いました。いずれもオンライン開催でした。

KAIST, EE Colloquium, "Soft Error: Cosmic Ray Induced Errors in Digital VLSI Systems Threatening our IT-centric Society" (2020/5/28)
International Workshop on Accelerating Analytics and Data Management Systems Using Modern Processor and Storage Architectures (ADMS), Keynote talk, "Pursuing Energy-Efficient AI Computation with Densely-Integrated FPGA" (2020/8/31)
第81回応用物理学会秋季学術講演会, 招待講演, "高エネルギー効率AIコンピューティングを実現するビアスイッチFPGA" (2020/9/9)

RADECS, ITC, NSREC 2020

下記の研究成果を発表しました。すべてオンライン開催でした。

European Conference on Radiation and Its Effects on Components and Systems (RADECS)において、M2の伊東君、Zhangさんが研究成果を発表しました(2020/10/19)。
"Analyzing DUE Errors with Neutron Irradiation Test and Fault Injection to Control Flow"
"Fault Mode Analysis of Neural Network-Based Object Detection on GPUs with Neutron Irradiation Test"

International Test Conference (ITC)において、春に博士課程を修了したChenさん、共同研究者の井辻さんが研究成果を発表しました(2020/11/3)。
"Proactive Supply Noise Mitigation with Low-Latency Minor Voltage Regulator and Lightweight Current Prediction"
"Concurrent Detection of Failures in GPU Control Logic for Reliable Parallel Computing"

Nuclear and Space Radiation Effects Conference (NSREC) において、社会人D学生の加藤さんが研究成果を発表しました(2020/11/29)。
"Muon-Induced Single-Event Upsets in 20-nm SRAMs: Comparative Characterization with Neutrons and Alpha-Particles"

Monday, October 26, 2020

コンピュータセキュリティシンポジウム 2020

コンピュータセキュリティシンポジウム 2020において、M1の稲毛くんが研究成果のオンラインで発表しました(2020/10/26)。

"モデルとプライバシーを保護するアンサンブル決定木向け秘匿推論プロトコル"

Thursday, August 13, 2020

DATE, IRPS, VLSI Technology, IWLS and MWSCAS 2020

下記の研究成果を発表しました。すべてオンライン開催でした。

Design Automation and Test in Europe (DATE) において、2020年3月に博士課程を卒業した土井龍太郎さんがCRESTプロジェクトの研究成果を発表しました(2020/4-5)
"Fault Diagnosis of Via-Switch Crossbar in Non-Volatile FPGA"

International Reliability Physics Symposium (IRPS) において、共同研究者の廖 望さん(高知工科大学)と安部 晋一郎さん(JAEA)がそれぞれOPERAプロジェクトの研究成果を発表しました(2020/4-5)。
"Characterizing Energetic Dependence of Low-Energy Neutron-Induced MCUs in 65 nm Bulk SRAMs"
"Impact of Hydrided and Non-Hydrided Materials Near Transistors on Neutron-Induced Single Event Upsets"

Symposium on VLSI Technology において、共同研究者の X. BaiさんがCRESTの研究成果を発表しました(2020/6/14)
"1.5x Energy-Efficient and 1.4x Operation-Speed Via-Switch FPGA with Rapid and Low-Cost ASIC Migration by Via-Switch Copy"

International Workshop on Logic & Synthesis (IWLS)において、共同研究者の増田 豊先生(名古屋大学)が研究成果を発表しました(2020/7/30)
"Variation-Tolerant Voltage Over-Scalable Design with Critical Path Isolation and Bit-Width Scaling"

International Midwest Symposium on Circuits and Systems (MWSCAS)において、2020年3月に修士課程を卒業した清水綾平さんの研究成果を橋本が代理で発表しました(2020/8/10)
"Position and Posture Estimation of Capsule Endoscopy with a Single Wearable Coil Toward Daily Life Diagnosis"

Monday, May 11, 2020

集積回路研究会 優秀若手講演賞受賞

2019年度 集積回路研究会 優秀若手講演賞をD3の白井君が受賞しました(2020/5/11)。下記の発表が対象です。

"送信機と電源線のインピーダンスを整合させる電源線アンテナ化手法"

Thursday, April 09, 2020

博士号取得 (陈 俊さん)

陈 俊さんが2012/3/25付けで学位(大阪大学博士(情報科学))を授与されました。おめでとうございます。オンチップ、オフチップの電源ノイズのモデル化や低減について研究し、学位を取得されました。博士課程から新たに始めた研究でしたが、素晴らしい頑張りにより3年での学位取得されました。EDAツール環境やRISC-Vの環境構築への貢献も絶大でした。帰国後のスタートアップの会社での今後の益々のご活躍を祈念いたします。

博士号取得 (土井 龍太郎さん)

土井 龍太郎さんが2020/3/25付けで学位(大阪大学博士(情報科学))を授与されました。おめでとうございます。ビアスイッチのプログラミングやテスト法について研究し、学位を取得されました。在籍中に分野最高峰の国際会議 ICCAD やDATE で発表し、IEEE Trans. CADにも論文が採択されるなど、素晴らしい研究成果でした。また、ビアスイッチFPGAの設計や検証、評価に絶大な貢献をしていただきました。新天地NECでの今後の益々のご活躍を祈念いたします。

Tuesday, March 10, 2020

IEEE 関西支部 学生研究奨励賞

IEEE 関西支部 学生研究奨励賞をD3の土井 龍太郎くん、陈 俊くん、昨年Dを卒業した 廖 望さんが受賞しました(2020/2/27)。それぞれ、ICCAD 2019, IEEE Trans. Components, Packaging and Manufacturing Technology, IEEE Trans. Nuclear Scienceでの論文が評価されての受賞です。

プレスリリース (ビアスイッチFPGA)

日本電気、京都大学、立命館大学、高知工科大学と実施してきたCREST研究成果をプレスリリースしました(2020/2/18)。新ナノデバイスであるビアスイッチをFPGA(Field Programmable Gate Array)のプログラム機能実現に利用することで、FPGAチップの12倍の高密度化実装に世界で初めて成功しました。また、AIアプリケーションに適したFPGAアーキテクチャを開発し、5倍のエネルギー効率向上が期待できること、半導体微細プロセスの採用により継続的な性能向上が期待できることを明らかにしました。

大阪大学からのプレスリリース
JSTからのプレスリリース

主な関連報道
日刊工業新聞 "12倍の実装密度 書き換え可能集積回路" 23面 (2020/2/18)
日経新聞(オンライン版) "阪大、次世代のFPGAチップにトランジスタを用いず12倍の高密度化実装に成功" (2020/2/18)
日経産業新聞 "チップのプログラム量12倍に" 5面 (2020/2/20)
PC Watch (Web) "阪大、FPGAの実装密度を12倍向上させる「ビアスイッチ」を開発" (2020/2/18)
日経クロステック (Web) "FPGAにブレークスルーか、ビア・スイッチで論理回路面積を1/10未満に" (2020/2/20)
EE Times Japan (Web) "ビアスイッチでプログラムするFPGAチップを開発" (2020/2/27)
EurekAlert! (Web) "A flexible brain for AI" (2020/3/9)
AlphaGalileo (Web) "A flexible brain for AI" (2020/3/9)
日経エレクトロニクス "FPGAにブレークスルーか チップ面積が1/10未満に" (2020/4)

ISSCC 2020

サンフランシスコで開催された International Solid-State Circuits Conference (ISSCC) において、CRESTプロジェクトの研究成果を発表しました。(2020/2/19)。

"Via-Switch FPGA: 65nm CMOS Implementation and Architecture Extension for AI Applications"

Wednesday, February 19, 2020

卒業論文

無事、卒業論文を書き上げ、発表を終えました(2020/2/18)。

稲毛康太, "決定木モデルの保護と計算委託を両立する秘匿推論プロトコル"

修士論文

無事、修士論文を書き上げ、発表を終えました(2020/2/10)。

清水綾平, "日常生活が可能なウェアラブルコイルを用いたカプセル内視鏡の姿勢・位置推定手法"
SUN YUYANG, "An RC Extraction-free Wirie Delay Model based on Number of On-state Switches for Via-switch FPGA"

ASP-DAC 2020

北京で開催された Asia and South Pacific Design AutomationConference (ASP-DAC) において、招待講演を行いました(2020/1/16)。

"Soft Error and Its Countermeasures in Terrestrial Environment"

また共同研究成果をZhejiang Univ.のProf. Cheng Zhuo が発表しました。

"When Single Event Upset Meets Deep Neural Networks: Observations, Explorations, and Remedies"

過去25回のASP-DACで25本以上の論文発表をした人に送られたASP-DAC Prolific Author Awardを橋本が受賞しました。

Tuesday, February 18, 2020

Prof. Jing-Jia Liou 来訪

台湾の国立精華大学のProf. Jing-Jia Liouが研究室を訪問し、技術ディスカッションを行いました(2019/12/30)。

東南大学訪問

中国の南京市にある東南大学をProf. Weiwei Shan にホストしていただいて訪問し、以下の講演を行いました。

"Near-/Sub-threshold Circuit Design: Opportunities and Challenges"(2019/12/26)
"Via-switch FPGA enabling energy-efficient neural network computation"(2019/12/27)

電子情報通信学会 学生・若手研究会

鹿児島県奄美大島で開催された電子情報通信学会 学生・若手研究会において、D2の白井 僚くんが研究成果を口頭発表(2019/12/13)とポスター発表(2019/12/15)しました。

"送信機と電源線のインピーダンスを整合させる電源線アンテナ化手法"
"小体積位置推定センサノードを利用した3次元リアルタイムモデリングシステム"


M2の清水綾平くんが研究成果を口頭発表しました(2019/12/13)。

"日常生活が可能なウェアラブルコイルを用いたカプセル内視鏡の姿勢・位置推定の検討"